3年ぶりのセンバツ出場を果たした常総学院・島田直也監督は開会式リハーサルが行われたこの日、54歳の誕生日を迎えた。スタンドから、甲子園球場を見渡し、「いい誕生日を子どもたちに用意してもらったな、と思いますね」と、感慨深く話した。
監督就任3年目。21年のセンバツ出場時は、大阪市内のホテルで祝ってもらった。この日は、開会式のリハーサルではあったが、選手たちの行進をスタンドからながめながらの誕生日。「プロ野球の現役時代は、シーズン前でなかなか祝ってもらうことはなかったし。こうやって甲子園のスケジュールに重なるなんて。いいものですね」と、うれしそうに笑った。
高校時代は、常総学院のエースとして87年の春、夏の甲子園出場で夏は準優勝。その活躍をきっかけに、ドラフト指名。15年間のプロ野球現役人生をまっとうした。島田監督にとって、甲子園は自分を育ててくれた場所。「本当に当時を思い出すというか。やっぱり、50歳をすぎても、甲子園っていいよなーって思いますよね」と、気持ちを新たにした。
さて、選手からのプレゼントは!? 「いらないよって言ったから…。きっとないだろうなぁ…」なんて、ちょっぴり寂しそうな顔を浮かべたが、若林佑真主将(3年)は、「夕食の時に、みんなで『おめでとうございます』と言おうと思っています。プレゼントは、初戦の勝利。6日後になりますが、監督には少し待っててもらいます!」と、元気いっぱい。島田監督にとって、最高の54歳が幕を開けた。

