日本航空石川に援軍がやって来た。23日、センバツ1回戦の常総学院(茨城)戦は雨天で24日に順延に。甲子園の室内練習場で汗を流す壁の向こうを、178人の“球友”が歩いていた。能登半島地震で被災した同じ能登地区13校の野球部員、指導者たちが大型バス5台で来場。甲子園記念館などを見学後、日本高野連のサプライズでグラウンドにも降り立った。

会話を交わせる時間はなかったものの、奮い立たされた。宝田(ほうだ)一慧主将(3年)は「普段は県大会でライバルとしてやっている選手たちが自分たちを応援しに来てくれるということで、本当にありがたいと思います」と感謝を口にした。日程変更にもかかわらず、24日も能登4校の選手たちが応援に訪れる。すでに敗退した近江(滋賀)の吹奏楽部も友情応援でアルプスに加わる。1つになって戦う。【金子真仁】