横浜隼人・山野井寛大捕手(3年)が試合の流れを決める3ランを放った。
3回、走者2人を置いて鶴嶺の最速147キロ右腕、上川洋瑛投手(3年)の高め直球に狙いを定めてひと振り。打球は左翼ポール際に飛び込み、一気にリードを広げた。「テンポの良さは知っていたので、どんどん仕掛けていこうと話していました。追加点が欲しい中で結果ホームランになって、そこは良かったです」とさわやかに振り返った。
父の成仁さん(43)は98年に松坂大輔投手らとともに甲子園春夏連覇したメンバー。この日もスタンドから応援した平塚出身の父は「あの場面で打てたのはでかかったですね。あっぱれ!」とたたえた。
なお、長男の寛大はこの日で高校通算7本塁打目。26年前に名門の外野手だった父は「通算1本です。とっくに超えられていますね」と笑っていた。【金子真仁】
○…公立の注目右腕の鶴嶺上川洋瑛投手(3年)が9回154球の熱投も力及ばず初戦で姿を消した。自慢のコントロールがこの日はさえず3度の暴投。1本塁打を含む12安打6失点で、横浜隼人・沼井に投げ負けた。「相手の応援の力と自分で良いピッチングをしなきゃいけないというプレッシャーに負けました」と唇をかんだ。今後は「大学へ進学して力をつけます」と将来を見据えた。

