日本学園(西東京)の最速144キロ右腕、古川遼投手(3年)の夏は3者連続三振で幕を開けた。9点リードの5回に3番手で登場。190センチの長身から放たれる球威に押し込まれ、4校連合打線のバットは空を切るか、当たってもファウルになった。「春までは真っすぐで空振りを取ることが少なかった。夏の大会に向けて真っすぐの伸びをよくしてきました」と長い腕を振り下ろした。

最初の打者を4球目の直球で見逃し三振に切ると、2人目は120キロのスライダーで空振り。最後はこの日最速タイの139キロで、再び見逃し三振に仕留めた。「捕手の構えたところに投げられていなかったり、逆球もいっぱいあった。(打者の)レベルが上がっていくと通用しなくなる」と求めるところは高い。

試合は6回コールド勝ち。次戦以降、先発登板が見込まれる。4種ある変化球もまだスライダーしか投げていない。昨夏は3回戦敗退だった。「まず8強の神宮を目標にしてやっています」。16日の東農大一戦で、まずは昨年の成績を超える。【鎌田良美】

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