3年生10人のみの和歌山南陵が、智弁和歌山に7回コールド負けで16強で敗退した。

エース松下光輝投手(3年)が先発。2回に2点を先取されると、5回には智弁和歌山の上田潤一郎捕手(3年)に左中間への2ランを浴びるなどして5失点を喫した。

7回2死からは唯一ベンチスタートだった背番号10の畑中公平投手(3年)が代打で出場し、遊ゴロに倒れて試合終了。レゲエ曲調の新校歌を歌うことはできなかった。

主将の渡辺蓮内野手(3年)は「人数が少ない中、1人1人思いやりがあって、気持ち的にもみんな強いチームだったので、みんなでできてよかったです」と振り返り「長いようで短いみたいな、新しい経営陣もめっちゃ頑張ってくれたりとか、食堂も変わって、食堂の方もめっちゃ頑張ってくれて、応援もつらい中で頑張って支えてくれたり、大人の力がなかったら勝ててなかったので、めちゃくちゃ感謝しています」と話した。

この日は新校歌を製作した歌手の横川翔、infinity16(インフィニティーシックスティーン)、WARSAN(ワーサン)が球場に応援に駆けつけていた。

和歌山南陵は経営難などが理由で新規生徒の募集は停止中。全校生徒は3年生のみ18人となっている。来春に新入生の受け入れを再開する方向で動いている。

◆和歌山南陵(わかやまなんりょう)2016年創立の私立校。生徒数は3年生のみで18人。野球部は創立と同時に創部され、初代監督は大洋や日本ハムなどで活躍した岡本哲司氏(63=現四国IL・徳島監督)、現在は岡田浩輝(こうき)監督(27)。最高成績は昨夏などの県4強。部員数10人。所在地は和歌山県日高郡日高川町和2223の5。甲斐三樹彦理事長。

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