<全国高校野球選手権:滋賀学園10-6有田工>◇7日◇1回戦

“ろくろ打法”で2安打1打点-。陶器の有田焼で知られる有田町の同校ならではのセラミック科で、ろくろや絵付けなど陶芸技術を学ぶ。セラミック科は「野球に集中したくて選びました」といい、ろくろ効果について「日頃の丁寧さを重視されるものなので、野球にも丁寧さがつながっているのかなと思います」と説明。セラミック科主任でもある沢山大亮副部長(44)が「ろくろが一番集中力が高まります」という意識で集中力を高めた。

劣勢の中、梅崎信司監督(44)が「ほんとに最後粘りを見せてくれたので素晴らしいです」という執念で応えた。

5点ビハインドの9回1死一、三塁だった。「みんなでつないで点数を取るのが有田工業の持ち味。終盤の粘りが持ち味なので、次のバッターにつないで1点ずつ返していこうという気持ちで打席に立ちました」と意地の右前適時打で応えた。4回にも投手強襲安打でチャンスメークし一時逆転に貢献した。22年に続き、出場2大会連続で初戦敗退となったが「来年こそは1勝できるように、また甲子園に戻って来たい」と再起を誓った。