10年に沖縄県勢初の春夏連覇へ導いたトルネード左腕、元ソフトバンクの島袋洋奨氏(32)が三塁側アルプスから試合を見守った。
現在同校でピッチングコーチを務めている。エース左腕田崎颯士(りゅうと)投手(3年)は6回2/3を5失点も、力投を見せた。将来性豊かで、しなやかな投球フォームの田崎について「元々柔らかかったです。僕は逆に硬かったので感覚としては正反対ですね」と説明。指導する上で大切にしていることは「彼らは彼らの感覚を持っていますので、そこを尊重しながら。自分が感じることを伝えてすりあわせていく感じですね」と明かした。
現在は興南の入試広報課に属する。「学校の説明会もあったりしますので、確かに入試の時期は忙しいですね」。業務としては2月が最も多忙なシーズンだという。
近年の沖縄では決勝で対戦したエナジックなど、新興勢力の台頭が目立つ。「まずは私立が少ないので、私立を知ってもらうことを念頭に置いてやっています」と、自らの任務を話した。
5回終了時のビジョンには、春夏連覇を達成した映像が流れた。当時を振り返り「間違いなく人生ですごく大きなできごとではありますけど、次は教員という夢を持っていますので、野球部以外も含めて指導していきたいなと思います」と甲子園を見つめながら新たな夢を語った。

