京都国際・西村一毅(いっき)投手(2年)が胴上げ投手となった。
同点で迎えた10回表無死一、二塁から、9回無失点と好投した中崎琉生(るい)投手(3年)の代打で先頭打者として登場。「相手がプレスをかけてきたので」とバスターで外角の直球を左前に運び、チャンスを拡大し、2得点に貢献した。
10回裏は、そのままマウンドに上がった。遊ゴロの間に1点を失い、なおも1死満塁のピンチで、相手の1番打者を一ゴロに打ち取り、優勝まであと1死とした。1点リードの2死満塁という場面、外角のスライダーを投じて最後の打者を空振り三振に抑え、マウンドで両手を上げて喜びを爆発させた。チームメートもマウンドに集まり歓喜した。登板の際は「いつでも行けるように心の準備はしていたが、とても緊張した」と振り返る西村は優勝の瞬間を「頭が真っ白になった。ガッツポーズはとっさに出た」と話した。
今大会は24回で自責0の大活躍を見せた。自責0は意識せず「こうやって優勝させていただいた、そこが一番嬉しい」と喜んだ。【塚本光】

