日本学生野球協会は6日、都内で審査室会議を開き、高校7件の処分を決めた。

盛岡誠桜(岩手)の校長は「日本学生野球憲章上の指導者である校長の、日本学生野球憲章違反」として9月7日付で無期謹慎処分となる。

複数回の調査報告義務違反などがあった。尾上良宏理事は「憲章の根幹にかかわるところの認識があるにもかかわらず、そこへの拒絶が続いていました。拒絶への理由にも理解しがたいものがあった」とし、この日の処分内容についても「いろいろな議論がありました」とも明かした。

同校は昨年8月末に3年生部員(当時)の飲酒行為や野球部指導者による部員、一般生徒への暴言などが判明した。同校長(野球部長を兼任)は審査室から調査や報告を求められていたものの対応がなく、今年4月10日から1カ月半の謹慎となっていたが、さらにその後の報告提出もなく、5月25日から9月6日までの謹慎となっていた。

同校は5月10日に会見を開き、審査室の処分に対する不服申し立てをしたものの、学生野球協会への書面提出がなく、新たな証拠もないため、同協会は不服申し立てを棄却していた。この間、雇用上で脅迫ともとれる発言もあったと審査室は認識している。

同案件をめぐっては前副部長(退職済み)が「部内暴力や暴言、虚偽報告」などですでに無期謹慎処分になっており、監督も「部内での暴力、暴言、虚偽報告」で26年9月6日までの2年間の謹慎処分が下されている。同連盟では一般的に有期の謹慎処分は最長2年とみなしている。

その他6件は以下の通り。

新潟工の監督は「入試制度にかかわる守秘義務違反」で8月5日から6カ月間の謹慎。

武生商工(福井)のコーチは「不適切発言と不適切指導(部内)」で5月23日から6カ月間の謹慎。

菰野(三重)の前監督は「不適切指導と体罰と暴言(部内)と報告義務違反」で6月17日から7カ月間の謹慎。

昴学園(三重)の監督は「体罰と不適切指導と暴言(部内)と報告義務違反」で7月24日から4カ月間の謹慎。

東大阪大柏原(大阪)の野球部長は「報告遅れと虚偽報告」で8月21日から3カ月間の謹慎。

立正大淞南(島根)のコーチは「体罰(部内)」で8月4日から1カ月間の謹慎。