第77回秋季北海道高校野球大会(16日開幕)の組み合わせ抽選が9日、舞台となる大和ハウスプレミストドームで行われた。18年ぶり8度目出場の函館中部は、18日の2回戦で大会2連覇を狙う北海と初戦を戦うことが決まった。

来年が学校創立140周年の北海と、同130周年の函館中部。野球部は函館中部が1899年創部で、北海が2年後輩だ。この日は2人目に北海の佐藤瞭磨主将(2年)が14番、18人目に函館中部の斉田龍平投手(2年)が、吸い寄せられるように15番を引いた。斉田は「3点差以内でついていって、7、8、9回で逆転する展開に」と力を込めた。

ともに伝統校だが、今秋の函館中部は部員11人。合宿中の夜に勉強を教え合う中で育んだチームワークと、1人あたりの練習量が自信の源だ。斉田は「ほかのチームの選手より、同じ時間で1球、2球は多く投げているし、打っている」。昨夏の1回戦で1-8の8回コールド負けした相手への雪辱を期す。

○…士別翔雲はエース右腕の大橋広翔投手(2年)が、名寄地区の悲願、甲子園出場を誓った。8月の旭川工との練習試合では自己最速143キロをマーク。地区では宿敵・稚内大谷を7回コールドで破り、昨年届かなかった全道切符をつかんだ。「中間目標は達成できましたが、やっぱり最終目標は甲子園」と表情を引き締めた。

○…北海道高野連は、北海道・東北地区交流試合を、11月3、4日に福島・ヨークいわきスタジアムで初開催すると発表した。両地区のレベルアップをはかる目的で、道内からは秋季全道準優勝校と、優勝校に準決勝で敗れたチームが出場。東北からは開催地・福島と、秋季東北大会4強の1チームが参加予定。道内校の遠征費など必要経費は、道高野連が約500万円を全額負担する。横山泰之専務理事は「来年以降も続けていきたい」と話した。