大阪を3位で勝ち上がった大院大高が北稜(京都3位)に競り勝って、29年ぶりの甲子園出場に1歩近づいた。

投手戦が続いたが、8回に均衡が破れた。先頭で主将の朝田光理外野手(2年)が左中間へのポテン安打で二塁を陥れる。「流れが変わる場面だった。いつも以上に集中して打席に入りました」とチャンスメークした。2死一、三塁となり、5番一柳颯馬内野手(1年)が左前打を放ち、先制点をもぎとった。唯一の生還となった朝田は「全員でつないだ得点。とてもうれしかった」と白い歯を見せた。先発の背番号10、下條晃大投手(2年)が9回5安打完封勝ちした。

大院大高は秋の近畿大会は26年ぶりの出場。元阪神の江夏豊らを輩出した。甲子園出場は8強入りした96年春のみ。今年の春は、今秋ドラフト候補の今坂幸暉(ともき)内野手(3年)らを要して、春の大阪大会を初制覇していた。

次戦は東洋大姫路(兵庫1位)と対戦する。朝田は「兵庫1位はすごいと思うんですけど、僕らも大阪144校から勝ち上がってきた。相手が強豪校だからといってプレーを変えることはなく、学院野球を貫いていきたい」と力強く話した。

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