第107回全国高校野球選手権大会が5日、甲子園で開幕する。開会式は午後4時スタート。史上初の夕方開催となる。

4日は同時刻からリハーサルが行われ、全49校が力強く行進した。先導役は大体大浪商の安田智樹主将(3年)。大阪代表は逃したが、大役を担う。予行演習を終えると「自分の憧れの甲子園の地を踏めて、本当にうれしかった。甲子園を満喫できた」と喜んだ。

前身の浪華商が戦後初の大会となった46年の第28回大会で優勝。今年が戦後80年にあたることから選ばれた。安田主将は「ひいおばあちゃんが生きていた時に戦争体験を聞いたことがありましたが、大好きな野球ができるのが当たり前じゃない。戦争は本当に悲しいこと」と訴えた。有事の際に行動が大きく制限されるのは、思い切り野球ができなかったコロナ禍の頃と重なる。自由に過ごせる今をかみしめ「明日は平和を胸に歩きたい」と誓った。

【夏の甲子園 組み合わせ】はこちら>>