雨天中止となり、3日目第2試合の高知中央-綾羽(滋賀)は8日第4試合(午後6時45分開始予定)に変更となった。綾羽は初出場で雨天中止。学校のグラウンドには試合ができるナイター設備がない。地元の球場で1度ナイター練習をしただけで少なからず不安はある。しかし、千代純平監督(36)は「甲子園球場ですからボールが見えないなんてことは絶対ないと思います。むしろ『ボールが見やすいんちゃうか』とか言っています」と笑い飛ばした。

この日は甲子園室内練習場で調整を行った。練習中、監督が選手を集めるシーンも。「初出場初勝利というのは当然、簡単じゃないと思うんですけど、権利を持ってるのは今の彼らしかいない。それを『とりにいくぞ』という話をしました」。いつも通りを心掛け、選手の緊張をほぐしつつ、モチベーションを上げることに努めた。

甲子園練習、開会式リハーサル、開会式、この日の雨天中止と、これまで4度、甲子園を訪れた。指揮官は「ある意味、甲子園に来るというのに慣れている。それはすごくありがたいです」と前向きだ。

主将の北川陽聖外野手(3年)は「緊張というよりも、ワクワクとか楽しみの方が大きいです。監督の言葉を聞いて、全員のスイッチが入りました」。甲子園での勝利がチームの目標。仕切り直しの1戦で、目の前の1勝を貪欲につかみにいく。