夏の甲子園で初めて女性がボールパーソンを務めた。佐賀北の家永そらマネジャー(3年)が三塁側ベンチ横に座り、普段は着ないユニホームにヘルメットをかぶって試合進行を補助した。グラブはエース稲富が急ごしらえで型付けして貸してくれた。「みんなに『ダッシュ!』とか言われて。相手より早くボールを捕りにいくぞ、と思っていました。一生の思い出になります」と満面笑みだった。本村祥次監督(31)の「多くの3年生をベンチ近くに置いて、引っ張ってもらいたい」との考えで実現。もう1人の3年生マネジャー渡辺歩果は記録員としてベンチ入りし、データ班もノック補助を務めた。
長らく、主に安全上の理由で女性がグラウンドに立つことは禁止されていた。夏の甲子園では22年からマネジャーを含む女子部員がノックの補助や、ボールパーソンを務めることが可能になり、23年からはノッカー役も解禁された。

