神戸国際大付が投手戦を制して5年ぶりに秋の兵庫王者に立った。エース左腕の秋田依吹投手(2年)が3安打完封勝利で頂点へと導いた。
秋田は市尼崎のエース右腕、塩沢魅矢(かいし)投手(2年)との投手戦でも点数を与えなかった。暴投で1点を先制した直後の6回裏にピンチを招いた。安打と四球で1死満塁となったが、二ゴロ併殺で無失点。ガッツポーズが飛び出した。
エースの好投に4番川中鉄平外野手(2年)が応えた。6回には先制の暴投につながる二塁打でお膳立て。8回には中越えの二塁打で2者をかえした。2安打2打点と主軸の役割を果たした。
秋田は9回3安打無失点と最後までマウンドを守った。「うれしい。向こうも素晴らしい投手だし、1点もやりたくないなと思っていた。今日はカットボールが安定していた」と笑顔。20年以来となる秋の兵庫制覇にナインはマウンド付近で歓喜の輪を作った。
青木尚龍監督も「秋田の存在は大きい。ある程度点を取ったら安心感が出る」とたたえた。秋は8度目の優勝。近畿大会に向けて「これからですね。8回がすべて甲子園に行っているわけではない」と気を引き締めた。
3年ぶり出場の近畿大会には兵庫1位で乗り込むことになった。秋田は「近畿大会を勝ち抜かないと甲子園は見えない。まず1勝して波に乗っていけるようにしたい」と意気込んだ。

