大阪桐蔭が4年ぶりの春の決勝進出に向け、大阪・大東市のグラウンドで練習を行った。黒川虎雅(たいが)主将(3年)の「日本一の準備をしましょう」という声がけで、でナインは気合十分。入念なアップのあと、実戦形式の打撃練習などに取り組んだ。
大きな目標を掲げてナインを鼓舞した主将だが「日本一取るためにはやっぱり次の戦いに勝たないとダメですので。最終目標として日本一を掲げてますけども、1戦1戦勝たないとそこには到達しないんで、やっぱり目の前の戦い、どれだけ準備できるか、どれだけそこにかける思いが強いか。もうそこを一番に考えて言ってます」と専大松戸(千葉)戦をにらむ。
西谷浩一監督(56)は「昨年1年、春、夏と出られなかったので、やっぱり甲子園が遠ざかったというか、彼らの感覚からすると遠くになったような感じがしたので。僕もあえて『10回目の日本一』という形を子供たちに言った方がいいのかなと思って。日本一ということは常にどこの学校よりもこだわりを持ってやりたいと。そこだけは負けたくないという気持ちで、まだまだできてないんですけど、そういう意識付けはさせたいなと思ってます」とあと2勝にかける思いを語った。
準決勝は、優勝すれば甲子園で最高齢となる持丸修一監督(77)と甲子園最多勝監督の顔合わせ。「ベテランの持丸監督が作られた粘り強い、しぶといチームだなという印象なので、まだちょっと(映像などを)見きれてませんけども、簡単に勝てない相手だと思ってます」と警戒した。

