第108回全国高校野球選手権埼玉大会の開会式が8日、県営大宮球場で行われた。
選手宣誓を務めたのは、108番を引いた細田学園(埼玉)の主将・福井飛夢捕手(3年)。
「108は、硬式球の縫い目の数です。私たちを支えてくれた家族への思い、切磋琢磨してきた仲間との絆、全ての思いを白球とその縫い目に込めて、気合と根性で、この夏を熱く戦い抜くことを誓います」
抽選会当時は少し長めだった髪を、本番ではすっきりと坊主頭にして登場した。メンバーのうち約12人も自発的に坊主頭にし「気合と根性」を体現する姿で本番に臨んだ。
本格的な練習は1週間前から。原稿には、3年生全員の熱い思いが込められている。
約2週間前には、3年生だけで学校に集まり、ホワイトボードを囲んで「これまで大切にしてきた言葉」を出し合った。チームは思うように一つになれず苦しんだ時期もあったが、最終的には気合と根性で2年半を戦い抜いてきた。その思いから「最後は気合と根性というキーワードを入れて盛り上げたいなと思いました」と振り返った。
家族や仲間への感謝を胸に、福井主将の宣誓が夏の戦いの始まりを告げた。【会田京叶】

