三鷹中教校が2時間45分の激闘をサヨナラで制した。同点で迎えた9回2死一、二塁。間中敦斗捕手(2年)は「自分が決めるしかないと思った」と打席に向かった。外角の変化球を右中間へ運ぶ劇的なサヨナラ打。「打った瞬間は地に足がつかないような感じで、フワフワしていました」と笑顔で振り返った。3番手としてマウンドにも上がり、2回1/3を無失点。自身に白星をつけるサヨナラ打だった。

「1番三塁」で出場し3安打を放った主将の門馬優仁投手(3年)は、サヨナラ勝ちの瞬間を一塁ランナーで見届けた。「打った瞬間、時が止まったくらいゆっくりに感じて」と興奮気味。サヨナラ打を放った間中に対し「すごく真面目で信頼できる後輩です」と、頼れる2年生をたたえた。

中高一貫校の三鷹中教校は、部員全員が中学からともにプレーしてきた仲間だ。門馬は「中学3年の夏は勝てなかったので、6年目の夏を勝利で飾れてうれしい」と笑顔。6年間積み重ねてきた絆が、劇的な初戦突破につながった。

【高校野球 夏の地方大会2026】