今夏の秋田は波乱が止まらない。第6シードの横手(秋田)が、夏2連覇中の金足農を3-1で下した。「カナノウキラー」エース佐藤宙斗投手(3年)は9回1失点の完投勝利。県内では全8シード校のうち4校が初戦敗退となる中で、3連覇を狙う実力校を倒して波に乗る。

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金足農が敗れて昨夏の4強が初戦で姿を消した。最後の夏に挑んだ斎藤遼夢投手(3年)は悔しさをにじませた。初回は3者凡退と好スタートを切るも、4回に暗転。2死から連打と暴投で2点を失った「自分が抑えなければいけないと思って、テンポが速くなってしまった」と3回2/3で無念の降板。「エースとして情けない」と悔しさをにじませた。

3連覇はかなわず「後輩たちにもいい景色を見せたかった。メンバー外になった3年生にも甲子園にいってメンバーに入れさせたいという思いもあったけど、申し訳ないです」。敗戦後、マウンドを託した武藤一斗内野手(3年)と、涙ながらにキャッチボールをした。

元々はあいさつをすることすら恥じていたという内気な斎藤。「金足農で過ごせたから人間的にも成長できました」。結果には悔やんでも、選んだ道に悔いはなかった。

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