2年連続準優勝の昌平が、プロ注目の左腕・亀田優次郎投手(3年)を擁する山村学園を2-1で破り、4強入りを決めた。
3回、先頭の7番・小笠原太一指名打者(2年)が初球のチェンジアップを左翼席へ運ぶ先制ソロ。「チームで『外の真っすぐを狙っていこう』という指示があり、そのまっすぐを狙いました。打球は上がりすぎたと思いましたが、入ってくれて良かったです」と笑った。
5回には先頭の6番・山崎蒼空外野手(3年)も初球を左翼席へ運び、貴重な追加点を奪った。
先発・佐藤佑輝投手(3年)は6回2/3を3安打1失点、79球の好投。「強打の山村打線だったので、1イニングずつ全力で投げた結果です」と振り返り、「内容は90点。ただ、まだ完投する力が足りない」と気を引き締めた。
岩崎優一監督(34)は「前回悔しい思いをした佐藤なら奮起してくれると思っていた。エースとして見事な仕事をしてくれた」とたたえ、「ストレートに照準を合わせるよう指示し、小笠原も山崎も応えてくれた」と打線を評価。「チーム一丸となって戦えたことが勝因」とうなずいた。
酷暑の中、昌平側の応援席は右翼芝生席まで埋め尽くされ、大声援が最後まで選手たちを後押しした。4年ぶりの甲子園へあと2勝。岩崎監督は学園長から贈られた「勇気を持って戦え」という言葉を選手に伝え、「次も全身全霊で挑戦したい」と前を向いた。
今日で埼玉の4強が出そろった。Aシード、Bシードの浦和学院、花咲徳栄、立教新座、昌平とシード通りの顔合わせとなった。

