第108回全国高校野球選手権大会は19日、休養日となり、20日の準決勝に向けて各校が調整を行った。
20日は午前8時から甲子園で準決勝2試合が行われる。
夏の甲子園では初の4強入りを果たした健大高崎(群馬)は、西宮市内の球場でノックや打撃練習など約2時間の最終調整をおこなった。準決勝で対する天理(奈良)に青柳博文監督(54)は「非常にバッティングもいいですし、守りもいいチームですね。本当に格上ですからチャレンジャー精神でやるのみです」と気を引き締めた。
指揮官が思い描くのは接戦をものにする展開だ。「あまり点は取れないと思いますが、少ないチャンスをものにして、うちがいかに失点を抑えるか、なんとか競り勝てればと思います」と話した。
投手陣はこれまで4試合で6投手が登板し防御率0.24と盤石。準々決勝の有明(熊本)戦では、背番号1の石垣聡志投手(2年)が10回110球、5安打で完封勝利をあげた「石垣がこの前投げきりましたけど、継投が多く順番通り準備していくのがスタイル。(日程が過密になるが)その辺は投手がたくさんいますからそういう心配は全くない。まずは力勝負になると思いますけど、その辺はコツコツやっていきたい」と総力戦を見据えた。
最警戒する天理のバッターには今大会2本塁打の金本相有内野手(3年)をあげ「その前にランナーを溜めると大量失点になるので非常に注意ですね」とするも、豊富な投手陣で対抗する。
24年センバツで全国初優勝を飾った同校も、夏は初の4強入り。「夏の価値と春の価値は全く違うと思いますから。そういう意味では本当の初優勝というか、春の優勝は関係ないと思っています。まずは明日の試合をやっていくだけです」と力を込めた。

