横浜(神奈川2位)が7回コールドで樹徳(群馬2位)に快勝し、2年ぶりの4強入りを果たし、5季連続の甲子園出場を確実にした。
高校日本代表に2年生ながら選出された小林鉄三郎投手が7安打2失点完投。昨秋、関東大会準々決勝で先発し敗戦したリベンジを果たした。帝京三(山梨2位)は水城(茨城1位)を破り初のベスト4進出。この校名で最初で最後の甲子園へ吉報を待つ。
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「帝京三」が校名変更前のラスト甲子園へ大きく前進した。学校創立64年目を迎えた同校は、来年4月から「帝京大青峰」へ校名変更される。現校名で挑む甲子園は最初で最後となる。同校OBで就任6年目の大牧大輔監督(40)は「これまであと1歩のところで甲子園を逃してきた。伝統やOBの思いを背負い、心が苦しかったが、最後まで生徒たちを信じて戦えた。本当にうれしい」と涙ぐんだ。
立役者は主将で4番の大町健琉内野手(2年)だ。4回1死二塁から先制の左越え2ランをマーク。2試合連続となる高校通算13号で勝利へと牽引(けんいん)した。「自分の持ち味である思い切りの良さが出せた。結果につながって本当にうれしい」と声を弾ませた。
今夏の県大会決勝は3-5で東海大甲府に惜敗した。ベンチプレス170キロと近距離からの打撃練習で鍛え上げたフィジカルが、メンタルの強さに昇華していた。主将としてもピンチで何度もマウンドに向かい、チームを支え続けた。準決勝は横浜と対戦する。1失点完投のエース本間湧大投手(2年)は「出来る限りのことをやって勝ちたい」と頼もしく話した。【鳥谷越直子】
○…水城エースの大川遼也投手(2年)が9回を6安打3失点と好投するも1発に泣き、16年ぶりの4強入りを逃した。4回、帝京三の4番大町に2ランを被弾。「インコースに攻めようと思ったのですが、少し自分の弱さが出て真ん中に入った」と、1球を悔やんだ。しかしチームは関東大会出場で貴重な経験を積んだ。「この負けを無駄にせず自分の課題と向き合いたい」と、前を向いた。

