<高校野球兵庫大会:東洋大姫路9-2網干>◇18日◇3回戦

 東洋大姫路がエースの踏ん張りで8回コールド勝ちした。0-2で迎えた3回途中から登板した原樹理(3年)が、打者17人を無安打1四球無失点に抑えた。「指がかかっていた」というカーブを使った緩急をつける投球で、付け入る隙を与えなかった。初戦は9球団のスカウトがつめかけたスタンドは、この日も10球団のスカウトが訪れた。打線がエース登板直後に逆転し、原は「リードをもらって、気持ちに余裕ができた」とスイスイと快投を演じた。