<高校野球秋田大会:秋田中央6-5秋田商>◇22日◇準決勝

 秋田中央が4点差を終盤にひっくり返した。1-5の7回裏に5安打を集中し同点とすると、8回裏2死一、三塁から3番斎藤崇徳外野手(2年)が左中間二塁打を放ち勝ち越した。斎藤は準々決勝の本荘戦でも延長12回にサヨナラ打。「必死にやっている中で『打てればいいな』と思ってやっています」と謙虚に語った。

 秋田中央は準優勝した06年以来、5年ぶりの決勝進出。校名が秋田市立だった74年以来、37年ぶりの甲子園まであと1勝だ。