<高校野球埼玉:花咲徳栄2-1春日部共栄>◇27日◇決勝

 花咲徳栄が春日部共栄を破り、10年ぶり2度目の優勝を決めた。4回に先制されたが、5回裏1死満塁から9番金子竜哉内野手(3年)の一塁強襲安打で同点。続く1番長尾駿内野手(3年)の左前適時打で逆転した。無四球完投のエース北川大翔(ひろと)投手(3年)は、被安打8ながら粘りの投球で1失点に抑えた。昨夏は決勝で敗れており、北川は「夏勝てないと言われたことが一番つらかった」と、安堵(あんど)の表情を見せた。