<全国高校野球選手権:金沢4-0伊勢工>◇6日◇1回戦

 2度目の大舞台に臨んだ伊勢工(三重)は、金沢(石川)のエース釜田佳直投手(3年)対策を得点に結びつけられなかった。150キロを超える速球対策を打撃マシンで徹底していたが、低めの変化球にも翻弄(ほんろう)されてチャンスに適時打が出なかった。主将の松井衆内野手(3年)は10三振を喫しての5安打完封負けに「相手が好投手だったので身構えた。勝負どころで相手が上でした」と悔しがった。