＜全国高校野球選手権：如水館７－４東大阪大柏原＞◇１３日◇２回戦

　東大阪大柏原は守備が乱れ、最後までリズムをつくれなかった。エース福山純平（２年）は７回途中まで１０四死球と大乱調。痛恨の失策もあったが、右腕の４失点のうち３点は四死球で出した走者が生還。「腕が振れなくてストライクが入らなかった」と反省していた。

　７回途中から登板した２番手の白根一樹（３年）も安定感を欠いた。１０回に勝ち越し点を奪われ「最後に高めの甘い球がいった」と悔しがった。その先輩に後を託される２年生の福山は「この場に戻ってきて先輩たちの借りを返したい」と成長を誓っていた。