<全国高校野球選手権:日大三6-4智弁和歌山>◇16日◇3回戦

 智弁和歌山は序盤で守りのミスを重ねたのが響き、追い上げも届かなかった。それでも捕手で4番の道端俊輔捕手(3年)は「日大三は一番強いチームだった。こういう試合をやれて悔いはない」と晴れやかな表情だった。

 高校球児の夢の舞台である甲子園大会に、道端は1年夏から春夏合わせて5度全てに出場した。「甲子園で打ちたい、勝ちたいと練習してきた。甲子園がなければ3年間の成長はなかった」としみじみと口にした。