<全国高校野球選手権>◇19日◇準決勝

 準決勝が行われ、光星学院(青森)と日大三(西東京)が勝ち、20日の決勝で対戦する。

 光星学院はエース秋田教良(3年)が作新学院(栃木)から10三振を奪い、6安打完封。打線も川上竜平(3年)が8回に今大会3本目の本塁打を放つなど5点を挙げた。光星学院は初の決勝進出で、青森勢の決勝進出は69年の三沢以来42年ぶり。この試合では、3回表、作新学院の攻撃中に雨が強くなったため、1時間32分中断した。

 日大三は1-1の同点で迎えた終盤に打線が爆発。7回に菅沼賢一(3年)の本塁打を含む5安打に3四死球を絡めて8点を奪い、関西(岡山)に3点を返された直後の8回には高山俊(3年)の本塁打を含め6安打を集中して5点を追加するなど14ー4で大勝した。優勝した01年以来、10年ぶりの決勝進出となった。