全国高校野球選手権大会で青森勢として42年ぶりに準優勝した光星学院の野球部員が22日、青森県八戸市の母校に戻った。東日本大震災の被災地東北の夢を背負い、日大三との決勝を戦ったナイン。出迎えた約600人に爽やかな笑顔を見せた。

 午前9時ごろ、バスで同校に到着。職員や生徒、OBらは降りてきた一人一人に旗を振り「夢と勇気と感動ありがとう」の横断幕を掲げて迎えた。記念の花束を代表で受け取った川上竜平主将が「応援ありがとうございました」とあいさつすると、歓声が上がった。

 3本塁打と活躍した川上主将。「決勝で負けたが悔いはない。頑張って良かった」と晴れやかな表情で話した。