<高校野球神奈川大会:桐蔭学園5-0厚木西>◇16日◇2回戦◇平塚球場

 桐蔭学園が、急上昇の左腕で好発進した。先発の檀上竜爾投手(3年)が8回をわずか2安打に抑える好投で、相手に隙を与えなかった。春の県大会はメンバー外だったが、5月に愛工大名電との練習試合で完投勝利を挙げるなど急激に成長し、大役を勝ち取った。公式戦初先発での快投に檀上は「投げていくうちに、力を抜いても真っすぐが行くようになりました。バックにも助けられましたが、球数少なく抑えられたので80~85点ぐらいです」と答え、控えめに笑顔を見せた。