<高校野球奈良大会:天理13-6畝傍>◇29日◇決勝◇佐藤薬品スタジアム

 天理が大勝で甲子園の切符を手にした。初回から打線がつながった。打者12人を送り込む猛攻を見せ、一挙8得点。3回までに13点を奪った。船曳翔主将(3年)は「相手がどこであろうと初回から食いついていこうと話し合っていた」と初回の攻撃を振り返った。甲子園に向け橋本武徳監督(67)は「1試合1試合、思い出をつくっていきたい」と聖地を心待ちにしている様子だった。