<高校野球高知大会:明徳義塾6-5高知>◇28日◇決勝◇県立春野

 明徳義塾は4年連続で高知と決勝で対戦し、宿敵を1点差で退けて5年連続の代表となった。

 馬淵監督は「周りが(甲子園へ)出て当たり前という目で、今年が(5年間で)一番重圧があった」と胸をなで下ろした。

 エース岸が4回に打ち込まれて4点リードをひっくり返されたが、5回に逆転して逃げ切った。

 156球を投げて完投し、試合後に号泣した岸は「5回以降は自分のリズムで投げることができた。勢いそのままに優勝を目指して頑張りたい」と自身4度目の甲子園大会での飛躍を誓った。