<高校野球・秋季北海道大会:駒大岩見沢8-1深川西>◇20日◇空知地区Aブロック◇代表決定戦

 駒大岩見沢エース尾畑愁太(3年)が、深川西を6安打1失点に抑える好投を見せれば、打線も小刻みに得点する危なげのない内容で代表となった。新チームがここまで来るには紆余(うよ)曲折があった。8月上旬の旭川工との練習試合で3-10、尾畑のミスなどで完敗。佐々木達也監督(25)は選手たちを突き放した。それから毎日1時間、選手同士で話し合いを行うようになった。「お互い思っていることを言い合うようになり、少しずつ良くなった」と尾畑投手。同監督は笑顔で「ちょっとは成長したかなあ」と手応えを感じ取っていた。