神港学園(兵庫)の横川駿内野手(3年)が驚異的なペースで先輩を追い上げている。昨夏は伊藤諒介(法大)が主な高校生打者で史上最多94本塁打を残したが、同じ「3番三塁」の後継者がこの日の練習試合で3本を打ち通算83本。大阪桐蔭・中村(西武)らと並ぶ歴代4位になった。「伊藤さんの遠くに飛ばせる力は憧れ」と言うが、伊藤も後輩の打力を認めていた。伊藤は92本で昨夏の兵庫大会に臨み、2本増やして4強に入った。13日の初戦から横川のバットに注目だ。