<高校野球鹿児島大会>◇1日◇1回戦

 創部4年目、部員13人の開陽が蒲生を3-1で破り、公式戦初勝利を挙げた。1回裏、先頭で唯一の3年生、山野勝也主将が左前打で出塁。4番武田祐一郎(2年)の中前適時打で生還し、1点を先制した。2点を追加した後、3回に1点を失ったが、その後は無失策の堅守で逃げ切った。中窪寿監督(30)は「春の県大会は部員不足で出られなかったが、1年生7人が入って、今日を迎えられた。半分は高校から野球を始めた素人だが、本当によくやった」と感無量だった。