創部2年目の都立八王子桑志(西東京)は、国士舘大4年の小野宏夢監督(21)を指導者に迎え、初の公式戦に挑む。
小野監督が初めて部を見学に訪れたのは今年の3月。軽くのぞくだけのつもりだったが、野球経験の無い中島正部長(51)から「良ければ指導してみませんか」と言われ、その場で快諾した。将来の夢は指導者として甲子園に行くこと。「教師になる前に監督になるとは思ってもみなかった」と同監督は言う。念願の指導者が現れ、部は活気づいた。声出し、生きたノック、効率的な練習メニュー、すべてがチームにとって新鮮だった。「本当にうれしかった」と小机隆太主将(2年)は振り返る。
6日に国際基督教大高との初戦を迎えるが、当日は同監督が教員採用試験を受けるため来られない。「心配だが、とにかく1勝してほしい」と期待を込める。小野監督のためにも勝って次の試合に進みたい。八王子桑志ナインの気持ちは1つだ。

