カンビンこと菅敏(すが・さとし)です。今年も再度米国に戻って参りました。大谷翔平選手らのパワー全開、スマイル満開の姿をファインダー越しに見られる幸せをかみしめつつ、このコラムでは、クスッと笑える写真や、旅で起こる楽しいエピソードなどもご紹介します。
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これぞ、ポストシーズン! 1つ1つのプレーから目が離せない、手に汗握る展開でした。10月6日、フィラデルフィアで行われたフィリーズ対ドジャースの地区シリーズ第2戦。試合の行方を左右する、鳥肌もののビッグプレーが続出しました。
【6回表】三塁手ロハス、執念のダイビング
ドジャースが2アウト一、二塁のピンチを迎えた場面。打者アレク・ボームの打球は三塁へ。一塁への送球を予測した瞬間、三塁手ミゲル・ロハスの決断に驚きました。一塁へは投げず、自ら三塁ベースへ決死のダイビング!二塁走者のトレイ・ターナーを見事に封殺しました。その気迫あふれるプレーに、シャッターを切りながら思わず声が出ました。
【9回】マンシー&ベッツ、神業の連携プレー
さらに圧巻だったのは、ドジャースが1点リードで迎えた9回の守備です。ノーアウト二塁という絶体絶命のピンチで、打者ブライソン・ストットがバントを仕掛けます。この打球に、三塁手のマックス・マンシーが猛然とダッシュ。捕球すると、ベースカバーに入った遊撃手ムーキー・ベッツへ完璧な送球。三塁を狙った二塁走者ニック・カステラノスをタッチアウトに仕留めました。マンシーのスタートが一歩でも遅れていたら、セーフになっていたかもしれない、まさに紙一重のプレーでした。
究極の舞台で「もし、あのプレーが…」
そんな”たられば”を許さない、極限の緊張感。1つ1つのプレーが勝敗に直結する、これこそがポストシーズンの醍醐味です。この素晴らしいビッグプレーの数々を現場で取材でき、本当に幸せです。【カメラマン・菅敏】(ニッカンスポーツ・コム/MLBコラム「カンビンの観たい!撮りたい!伝えたい!」)





