1週間遅れの開幕となった2022年MLBシーズン。2019年以来となるシーズン全体で全チームがスタジアムの収容人数を100パーセントにしての試合開催が予定され、3年ぶりの盛況が期待されている。

ブルワーズ対ヤンキース ミルウォーキー名物のソーセージレースを前に投球練習をするヤンキース田中将大(2014年5月9日撮影)
ブルワーズ対ヤンキース ミルウォーキー名物のソーセージレースを前に投球練習をするヤンキース田中将大(2014年5月9日撮影)

そのことはMLB観戦にかかせないフードであるホットドッグとソーセージの売り上げも同じだ。全米ホットドッグ・ソーセージ協会は今シーズン、MLBファンが試合で消費するホットドッグは推定1910万本、ソーセージは約500万本にのぼるだろうという予測を発表している。

ホットドッグに関しては2019年の1830万本から80万本増加、ソーセージも2019年の約400万本から100万本の増加である。これはホットドッグ1900万本、ソーセージ460万本が消費された2018年に近い数字だ。20年、21年に関しては新型コロナウイルス感染拡大による入場者数制限やシーズンの短縮もあって発表されていない。

協会のエリック・ミッテンサル会長は声明で「野球が復活し、ファンは再び、ジューシーな球場のフランクを手に、スタジアムで晴れやかな試合を楽しむことに興奮しています。私たちは皆、このMLBシーズンの開幕と、家族や友人とおいしいホットドッグを楽しむ充実したシーズンとなることに感謝しています」とコメントしている。

全米のホットドッグ消費都市トップ10は、ロサンゼルスがトップで、ニューヨーク、ダラス、シカゴ、フィラデルフィア、ボストン、ヒューストン、アトランタ、ワシントンDC、フェニックスなのだとか。

たしかにドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムではドジャードッグが定番フードとなっており、全米的に有名だ。今シーズン、ホットドッグとソーセージは約300万本売れるだろうと見込まれている。

一方、ヤンキースのヤンキー・スタジアムのホットドッグ販売予想は100万本で、同スタジアムのホットドッグは全スタジアムの中でも2番目に安い3ドルにもかかわらず、ドジャー・スタジアムとこれほど差がついているのも興味深いところである。

一方、ソーセージではブルワーズの本拠地アメリカン・ファミリー・フィールドは6回の半ばにソーセージのマスコットが徒競走をするイベントを行うことで知られている。協会によればMLBでソーセージの売り上げがホットドッグを上回る唯一のスタジアムなのだという。

ちなみに最もホットドッグが安いのはダイヤモンドバックスの本拠地チェイスフィールドで2ドル。ビールも最安値の4ドルとなっており、気楽に楽しむには最高だろう。

やっとMLB本来の姿が戻ってきているのだな、と感じる数字である。