レッドソックスは14日、リンパ腫が見つかったファレル監督が休養し、治療に専念すると発表した。ロブロ・ベンチコーチが残り試合の指揮を執る。

 マリナーズ戦前にボストンのフェンウェイパークで行われた記者会見でファレル監督は「何の症状もなかったし、医師の診断を聞いた時はショックだったが、治療可能な症状だと聞いた」と話した。同監督は来春キャンプで復帰する意向を持っている。

 会見に出席した主砲のオルティスは「われわれは大きな家族みたいなものだから、身内ががんだと聞いてショックだった」と沈痛な表情。主力内野手のペドロイアは「今まで彼といろんなことをくぐり抜けてきた。これからも同じだ」と気丈に話した。

 ファレル監督は就任1年目の2013年にワールドシリーズを制覇。昨季はア・リーグ東地区最下位に沈み、今季も同地区で苦戦している。