ヤンキース田中将大投手(28)がレッドソックス戦に先発登板し、3被弾を含む5失点で5回で降板し、自身5連敗で今季6敗目(5勝)を喫した。

 立ち上がりに連打され1点を奪われた後、2、3回はいずれも3者凡退に抑え、尻上がりに調子を上げたかに思われた。だが4回先頭に四球を出した後、4番モアランド、5番ラミレスに連続被弾、5回2死無走者で2番ベニンテンディにソロ本塁打を浴びた。1試合3被弾以上は今季3度目、最近5試合では9本塁打を浴びている。5回を終わった時点でまだ62球だったが、5安打、1四球、5失点、2三振で降板した。

 田中は「真ん中にミスした球を長打にされたり打たれたりしているので、ロケーションっていうところを改善していかないといけないと思います。今日は振り返って、力みがそうさせていた部分が大きかったなと思うので、こういう状況ですし、抑えたい気持ちが強くなり過ぎたのかなと、それが逆に自分の首を絞めてしまったのかなと、感じています」と話した。