ブルージェイズは28日、青木宣親外野手(35)をメジャー40人枠から外し、事実上の戦力外にしたと発表した。若手や投手を求めるチーム事情が要因。球場に姿を現した青木は「こういうこともあり得るとは思っていたが、それが今日とは思わなかった」と話した。

 古巣ヤクルトも青木の動向を注視する見込みだ。プロ入りから11年シーズンまで在籍した。ポスティングシステムでの移籍を容認した後も関係は良好なままで、オフには球団事務所に訪れたり、神宮外苑で練習を行う。15年12月には背番号1の後継者となった山田へユニホームを手渡すなど、古巣愛は強い。ヤクルトの球団幹部も動向を気にかけており、国内復帰となれば獲得調査に動くこととなりそうだ。