エンゼルス大谷翔平投手（２３）が、４打数２安打１打点で、憧れのマリナーズ・イチロー外野手（４４）の前で結果を残した。

　イチローが数々の偉業を成し遂げてきたセーフコフィールド。その球場で初めてプレーした大谷は「野球教室にきた小学生が、すごく張り切って、いいところを見せようという、そういう気持ちだった」と、心境を明かした。第１打席で左打席に入った時の気持ちについては「ずっとテレビでの場所だったので、同じ左のバッターボックスに立てたというのもそうですけど、すごいきれいな球場で、楽しんでプレーできたと思います」とうれしそうに振り返った。

　ただ、その第１打席では外角の直球に力んで空振り三振。「アメリカに来て一番、力んでスイングしていたんじゃないかなと思います」と苦笑いだった。