カブスのテオ・エプスタイン編成本部長は6日、現在戦列を離れているダルビッシュ有投手について復帰を急がせることはないとしながらも、今季中に実戦に戻り、チームに貢献できるとの見通しを示した。

 ダルビッシュは6月28日にブルペンでの投球練習中に違和感を覚え、その後セカンドオピニオンを求めてダラス・フォートワース地区の専門医から右肘靭帯の炎症との診断を受け、コルチゾン注射の治療を施された。カブスは注射の効果が落ち着くまで数日かかるとしている。

 エプスタイン氏は、ダルビッシュが体力強化の段階から投球できる段階に移行するまでの予定はまだ立てていないとコメント。今後の本人の感覚と、どんな投球ができるか次第だとし、「急がせることはない」と述べた。