エンゼルス大谷翔平投手(24)が、16打席ぶりに安打を放った。8回の第5打席、2死走者なしから左腕エリアスの96マイル(約155キロ)直球をとらえ、右翼フェンス直撃の二塁打とした。打球速度は今季自己最速の約182キロ。ライナー性の打球で惜しくも本塁打とはならず「フェンス越えるかなと思ったんですけど、ちょっとドライブ気味にいったので」と話した。

 大谷は第1打席から一ゴロ、中飛、二ゴロ、左飛と凡打が続き、メジャー移籍後では最長の15打席連続無安打となっていた。「もちろん(安打が)出ないより、最後やっぱり出た方が明日につながるかなと思います。たまたま甘く来たので、良いところに飛んでくれた」と、ほっとしたような口ぶりで振り返った。

 大谷は5打数1安打。チームは13安打11得点で大勝した。