エンゼルス大谷翔平投手(24)が11日(日本時間12日)、6月7日(同8日)に右肘内側側副靱帯(じんたい)の損傷と診断されてから初めて、ブルペンで投球練習を行った。フォームを確認しながら立った捕手に対して直球19球、カーブとスライダーを2球ずつ、計23球投げた。

 今後は座った捕手に対してタッチ&フィール(軽めの投球練習)を行い、フルゴリラ(100%に近い力で投げる)ブルペンを経て、順調にいけば実戦形式の投球とステップアップしていく見込みだ。ソーシア監督は「メディカルスタッフのスケジュールに従って、状態をチェックしながら前に進んでいく。ここまでは非常に良い。肘(の状態)もとても良いと思う」と話した。(アナハイム=斎藤庸裕)