ドジャースのマックス・マンシー内野手(28)が、延長18回、7時間20分の総力戦に決着をつける1発を放った。先頭打者で打席に入り、フルカウントからの7球目、レ軍イオバルディの90・1マイル(約145キロ)のカットボールを捉え、左翼スタンドへのサヨナラ弾。「どうやって表現したら良いか、言葉が見当たらない。信じられないくらい興奮した」と笑顔で振り返った。

17年にアスレチックスから自由契約となり、ドジャースとマイナー契約。今季も3Aで開幕を迎えたが、ワールドシリーズの舞台で値千金の本塁打。「これが夢だった。今年の1年は夢のような経験になっている。言葉にするのが難しいよ」と感慨に浸った。