ポスティングシステム(入札制度)でメジャー挑戦を目指す西武の菊池雄星投手(27)に、ブルージェイズが最大級の評価を示した。

米カリフォルニア州でのGM会議を翌日に控えた5日(日本時間6日)、ブルージェイズのアトキンズGMが「可能性としては先発ローテーションでもトップ級になれる」と、菊池の潜在能力の高さをたたえた。ブルージェイズは今季、エース左腕のハップがヤンキースへ移籍するなど、投手陣が手薄で補強ポイントにも合致する。「時間をかけて考えたい」とした。

米スポーツ専門局ESPNやMLB公式サイトも、菊池の紹介記事を掲載。ファンクレド・スポーツのジョン・ヘイマン記者はドジャース、パドレス、フィリーズなどが獲得に興味を示していると報じた。今日6日(同7日)からのGM会議には各球団の幹部らが集う。動向が注目される。(カールズバッド=四竈衛、斎藤庸裕)