ポスティングシステムを利用してMLB移籍を目指す西武の菊池雄星投手(27)について、西武が12月3日に日本野球機構(NPB)にポスティング申請手続きを開始すると発表したことを受け、米CBSスポーツ(電子版)は菊池特集を掲載。「非常に優秀な先発投手」と評価した。

同サイトは菊池が現在日本ではトップクラスの投手であり、大谷翔平投手のような二刀流ではないと説明。今季163回2/3で防御率3・08、153三振を奪い、奪三振率が23・4%だったという点を強調。NPBの打者の平均三振率が18・9%で、MLBの打者の2018年の平均三振率は22・3%という情報を付け加えた。

2011年、20歳で西武の先発ローテーション入りし、2016年までシーズンで140投球回を超えることはなかったとも付け加えた。

キャリア通算では1035回1/3を投げ防御率2・81、925三振をマークし、オールスター選出3回の実績の持ち主であることも紹介された。

過去に日本からMLBに挑戦した松坂大輔、ダルビッシュ有、田中将大の3投手は当初からエース候補という高い評価を受けていたが、菊池は今季台頭し、今オフにフリーエージェントとなっている同じ左腕のパトリック・コービン投手に匹敵するレベルの「非常に優秀な先発投手」だと同サイトは説明した。