インディアンスからフリーエージェント(FA)となっていたメルキー・カブレラ外野手(34)がパイレーツとマイナー契約を結び、メジャーの春季キャンプに招待されたことが分かった。MLBネットワークのケン・ローゼンタール記者と「アスレチック」のロブ・ビアテンフェル記者が伝えたとMLB公式サイトが報じている。

球団側は発表していないものの、MLBネットワークのジョン・ヘイマン記者によれば、インセンティブで最高200万ドル(約2億2000万円)の契約だという。

これまでヤンキース、ブレーブス、ロイヤルズ、ジャイアンツ、ブルージェイズ、ホワイトソックス、インディアンスと渡り歩いてきたカブレラは、キャリア通算で打率2割8分6厘、137本塁打、807打点を記録。昨季は78試合に出場し、打率2割8分、6本塁打という成績だった。

パイレーツではグレゴリー・ポランコ右翼手が左肩の手術を9月に受け、故障者リスト入りして開幕を迎える可能性がある。情報筋によればカブレラには4人目の外野手として開幕戦のロスターに入るチャンスがあるという。